近年、史上最悪の外来植物と呼ばれる「ナガエツルノゲイトウ」が日本各地に侵入し、年々分布範囲を広げています。
水路や河川、湿地に生育し、水の流れにのって拡散。侵入した場所では爆発的に増加し、生態系の攪乱、農業被害、取水施設や水路の閉塞など、さまざまな影響を及ぼします。
本企画展では、この侵略的外来生物の拡大抑止となるよう植物の生態や、私たちのくらしに与える影響等について解説するとともに、荒川流域での駆除、防除の取組について紹介します。
「ナガエツルノゲイトウは、旺盛な繁殖力と環境適応能力を持つ特定外来生物です。」
本企画展では、ナガエツルノゲイトウの生態的特徴や拡大の背景のほか、各地で行われている駆除・防除の取り組みを紹介します。
1.ナガエツルノゲイトウとは
見た目は小さな白い花を咲かせるごく普通の植物ですが、なぜ「史上最悪の侵略的外来生物」などとよばれているのでしょうか。その特徴を紹介します。
2.生育情報
ナガエツルノゲイトウは、1989年に兵庫県尼崎市で生育が確認された後、荒川流域をはじめ国内各地に分布を拡大しています。最新情報をもとに、これまでに生育が記録されている地域を紹介します。
3.駆除・防除に向けた取組み(全国編/荒川水系編/市民団体編)
全国的な拡散が懸念されるナガエツルノゲイトウ。
農林水産省、環境省、国土交通省をはじめとする関係機関による全国的な取組や荒川水系における行政や市民団体等による駆除・防除の取組を紹介します。
4.拡大防止のためにできる行動を!
ナガエツルノゲイトウ拡大防止には、行政だけでなく市民の力が欠かせません。みんなで実践できる取組みを紹介します。
5.外来植物対策の先進事例
国内においてナガエツルノゲイトウ以外の外来植物を根絶した事例や、根絶するための連携協力体制の先行事例について紹介します。
特定外来生物ナガエツルノゲイトウを持ち込み、荒川の水辺をナガエツルノゲイトウだらけにしようと悪の組織「ナガエ団」のボス「ナガエ様」のデザイン画(全身像)を募集します。
募集期間:2025年8月5日(火)~2025年11月16日(日)
応募方法:荒川知水資料館ある用紙にオリジナルの「ナガエ様」
デザインを作成し、荒川知水資料館内に設置した
投函ボックスに用紙を入れてください。
<注意事項>
・募集用紙はお一人様 1 枚のみです。
・ キャラクターデザインは、手書きで作成したものに限ります。
・ 提出されたキャラクターデザインの著作権は荒川知水資料館に帰属します。また、キャラクターデザインを荒川知水資料館のホームページ等で公開することがあります。
・ 応募作品は返却しません。
・応募用紙に記載された個人情報は厳重に管理の上、外部への提出等は一切行いません。
荒川知水資料館 amoa
住 所 〒115-0042 東京都北区志茂 5-41-1
電話番号 03-3902-2271